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そして今日も日は過ぎる

二年目

二年目


経過
 さて、またも択一試験です。
 前年よりも量はやっていたし、模擬試験でも合格推定点を何度か取っています。前年の成績も後一歩だったし、今年は行ける!そう思っていました。
 結果は惨敗
 憲法B・民法B・刑法Cの総合C。
 前年より悪いじゃねえか!!
 あまりの事に猛烈に凹みました。それでも諦めきれず、頑張ってやらなければと、とりあえず前期A答練を受講。
 また択一の勉強を一月からにして、後期答練の刑事訴訟法を受講。
 この頃にIさんと知り合いました。
 今度こそはと気合を入れて、ハイレベル・全国択一模擬試験を受講。さらには辰巳の総択という模擬試験まで受講。
 直前早起き特訓も受け、二回に一回は合格推定点を取れるようになったので、今度こそはと意気込みました。


勉強
 そろそろそれぞれの時期にどんな勉強をしていたか書いておきたいと思います。
 現行司法試験受験者の反面教師となれれば幸いです。
 まずはこの二年目の勉強です。
 まず、択一ですが、BASICという択一基礎力完成講座で使用していた教科書を読み、過去問を解く。それから、模擬試験や過去問で分からなかった肢でBASICに書いてあるものにはチェックを入れ、BASICに書いていないものはBASICに書き込みました。  こうして手を入れたBASICを読むのと、過去問を解くのを繰り返していたのが、この頃の択一の勉強でした。
 続いて、論文ですが、答練の問題の復習とブロックカード(論証カード)を読む、更に予備校本や基本書を適宜読むという感じで勉強していました。
 これをアホみたいに繰り返していた記憶があります。
 正直、これだけではそんなに力がつきませんでしたね。


四方山話
*1
 この頃、司法試験では丙案が採用され、合格枠制がとられるようになりました。
 この合格枠制というのは、初受験から三年目までの初学者には、論文試験で有利に取り扱うという制度です。
 具体的には合格人数の大半を、論文の成績順に上から数百人とり、残りは三年以内の受験者からとるという制度です。結果的にに何点かゲタをはかせるのと同じという訳ですね。
 この合格枠制は、平等権を侵害するのではないかと言われ続けていましたが、ついに04年に廃止。04年以降は、初学者もベテランも同じスタートラインに立って受験する事が出来ることになります。


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